評価は急がない

幸先の良いスタートを切ったはずが、終わってみると必ずしも良くないことがある。

始めがよければ半分できたも同然、という英語の格言がある。うまく言ったもので、うまくいったのは半分までだった、ということもある。

例えば、結婚。

人も羨むような理想的な相手と結婚しても、ハッピーエンドとは限らない。最初は申し分のない相手だと思っていたのに、生活を共にするにつれて、あれっ、と思うことが増えてくる。気づかなかった欠点が次々に出てきて、ついに終了、と決断することもある。

一方で、あまりパッとしないと思っていた相手が、健康で真面目な働き者。優しくて思いやりもある。家族を最優先に考え、特に苦しい時に支えてくれて、頼もしかった。振り返ってみれば、人も羨むような配偶者だったということもある。

最初の評価が、最後まで続くとは限らない。良いと思ったものが悪くなることもあれば、悪いと思ったものが良くなることもある。

最初からわかっていればそれに越したことはないが、先のことはわからないものだ。

評価は、もう少し先にしてみよう。