04142021

人が交流すれば感染者は増える.交流しなければ状況は悪化しない.基本的には非常事態宣言を続ければ感染は改善するが,国家財政,景気,国民の精神衛生上などの理由によりそれができない.要するに個人としてすべきことは,効果的と思われるワクチン接種が一般に広がるまでは,自主的非常事態宣言を続けることだ.インフルエンザのワクチンのようになるまでにはまだまだ時間がかかる.特に日本は.

04042021

アメリカ,イギリス,フランス,ロシア,日本,中国の100万人あたり感染者数推移(資料:札幌医科大学).前回のグラフより少し分かりやすくなった.フランスや日本よりアメリカ,イギリス,ロシアの傾きは緩やか,ワクチン効果はあるようだ.中国は異次元の低さ(最下辺緑の横一の直線).中国駐在の報道関係者とその家族の希望者は中国製ワクチン接種を受けた.まん延防止等重点措置とか言ってないで,中国製ワクチン認可を検討したほうが良いのでは⁈
また,アメリカは約9%,フランス7%,ロシアでも3%の人が感染している.アメリカの9%は高い.黒人やヒスパニックはさらに高い可能性がある.3割や4割の人が感染して,教育も行き届いていなければ,”hate crime”の温床となりうる.

03232021

今は認められているのは,アメリカ,イギリス,中国,ロシアのワクチン.その接種開始後の効果について正式な報道はなされていない.認可されたという報道,接種進捗状況だけ.中国,ロシア産については西側諸国では認可されていない.ワクチンの効果はどうなのか?
正式な分析はまだ出せないから出さないのだろうが,一般の素人だからこそできる無責任分析.

最初の図(図表は全て札幌医科大学)がタイトルのとおり,次の2図が感染者数の推移,とその拡大図.
1週間の増加率(国は私が独断で選んだ)はインド,トルコ,ドイツ,ブラジルそして日本が悪い.人数はブラジル,フランス,トルコ,ドイツが多い.
図表2,3はワクチン接種国と日本の比較で,ワクチン後進国日本が上の先進4カ国より良いが,中国はずーっと良い.問題は直線の傾き,わかりにくいが,イギリス,イスラエル,アメリカ,ロシアの傾きは日本より小さくなっている.増加率が低いことを意味する.ワクチン効果があるということ.ただあまりまだ顕著ではない.接種が始まって3ヶ月,効果は十分なのか,そうではないのかはわからない.また,米英露の3カ国のワクチン効果の差もグラフを見る限りはあまりないといえそうだ.
一方,中国は1年前から極めて低い.ワクチンはいつ完成したか知らないが,100万人あたりの感染者数は極めて低い状態が,比較にならないほど早くから続いている.トランプじゃなくても,中国がワクチン開発も同時に進めて,COVID-19を感染させたのではないか,と勘ぐりたくなる図.それは”absurd”バカげた考えだが.
日本はワクチン接種前から上記の国より感染者数は低く,現在も低い.三つの波が明らかに描かれている.自粛すれば急増は防げるということを意味するだろう.イスラエルも日本ほどきれい?ではないが,第4波まで見られる.アメリカとロシアはあってもとても小さな波で,あまり自粛してこなかった?イギリスは大きい2波と小さい1波.

ワクチン効果は認められるが,素人考えでは期待したほど大きくない.ワクチン効果と外出規制緩和が相殺しているからだろうが,外出したらワクチン効果がほぼなくなるのでは効果不十分といえるのではないか.米英露3カ国のワクチンの効果の差もあまりないようだ.一方中国だけ単独の動きを示している.ワクチンの効果は,他国のに比べてある⁈でも,だったら,なぜみんな使わない?日本の感染者数は桁違いに少ない.ワクチンよりも日本の自粛効果はある?これにワクチンが加わったら,v(^o^)日本の国民性(従順)がいいほうに作用した例⁈いずれにしても,まだ安心するのは時期尚早.今のところ,自粛+ワクチンが最善の方法のようだから.

図表1:出典:札幌医科大学以下同
図表2:人口100万人あたりの感染者数
図表3:上の拡大図

02242021

ここで問題にするのはグロスの死者数ではなく,10万人あたりの死者数.ちなみに日本は6.0人.イギリス,イタリア,アメリカ,スペイン,メキシコの人数.日本が死者6人で病床逼迫のため非常事態宣言を発令していることから想像するに,これらの国はどれだけ逼迫しているのか?どれだけ医療体制が崩壊しているのか?*

そして,次なる問題は,医療体制が崩壊した中でアメリカの人種別死者数はどうなっているのか.資料は少し古いが,時事通信2020/10/21の記事に,アメリカの人種別に見た死亡超過率(予想される死者数を実際の死者が上回る割合)白人11.9%,黒人32.9%,ヒスパニック53.6%とある.白人を1とすると黒人は2.8倍,ヒスパニックは4.5倍となる.妙にリアリスティックな数字で,人種別の死者の割合も当たらずとも遠からずなのではないか.

こういう事態を招きたくない.これが,日本が移民を積極的に受け入れるべきでない一理由.

*日本のコロナ専門病床はイギリスの26分の1,アメリカの13分の1,これも問題.アメリカより2倍いいが,イギリスより15%逼迫度が軽いだけ.人口あたり病床数は世界一なのに対応できなかった,できていない.対応するだけ感染者が爆増しなかったのも一因.正解はないが,アメリカが正解でないことだけは間違いないだろう.

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