Art 美術

藤城清治

つり橋は僕のハープ

小さな恋

月光の響き

花とこびと

花の楽園

Kandinsky

Thank art. 2021立夏から小満が始まるまで,カンディンスキーにはずいぶん救われた.不条理な世界のメタファーに見える.

カンディンスキー Kandinsky, Russian (1864-1944)

Sky Blue 1914 Centre Georges Pompidou
Intersecting Lines 1923 Guggenheim Museum
Black and Violet 1923 Private collection
Circle in a Circle 1923 Philadelphia Museum of Art
Blue Segment 1921 Guggenheim Museum
Yellow-Red-Blue 1925
Gorge Inprovision 1914
Composition Ⅷ 1923 Guggenheim Museum
Composition Ⅹ 1939

モンドリアン Mondrian, Dutch(1872-1944)

Broadway boogie boogie 1942-43 MoMA
Composition with Large Red Plane, Yellow, Black, Grey and Blue, 1921
red yellow blue white

クレー Klee German (1879-1940)

Senecio 1922

キリコ Chirico, Italian (1888-1978)

Mystery and Melancholy of Street 通りの神秘と憂愁 1914
The Disquieting Muses 不安を与えるミューズたち 1916-18
Plazza d’Italia イタリア広場 1914?
Love song 愛の歌 1914

立夏

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)

ターナー(1775-1851)イギリスロマン派の画家.印象派は彼からスタートしたと思う.日本ではまだ開国前夜天保の改革が終わるころ,蒸気機関車が疾走している.

自画像 1799 テート
雨,蒸気,スピード–グレート・ウェスタン鉄道(1844)ロンドンナショナルギャラリー
国会議事堂の火災(1835) クリーブランド美術館
解体のため最後の停泊地に曳かれて行く戦艦テレメール号 1838 ナショナル・ギャラリー
海上の漁師たち 1796 テート
奴隷船 1840 ボストン美術館
難破船 1805 テート

 

エゴン・シーレ(1890-1918)

洗濯物のある家 1915 個人蔵
ライナー家の少年 1910 オーストリア美術館
自画像 1910 レオポルド美術館

コロー(1796-1875)

モルトフォンテーヌの思い出 1864 ルーブル

モジリアーニ

少女の画像 1918 大山崎山荘美術館

デューラー(1471-1528)

自画像 1498

フォンタナ Argentine-Italian 1899-1968

空間概念 期待 1961

フェリックス・ヴァロットン Swiss 1865-1923

怠惰 1896

ピカソ(1881-1973)ピカソには違うものが見えたのかもしれない.「誰でもピカソ」,「誰もピカソになれない」.

黄色い背景の女 1937 東京ステーションギャラリー
泣く女 1937 テイトモダン
アヴィニョンの娘たち 1907 MoMA
ゲルニカ 1937 ソフィア王妃芸術センター

コロー(1796-1875)写実主義.ナポレオン時代に育ち,失脚後に活動を開始,共和制,王制,帝政と政権が不安定の中で長く活動し,静かな落ち着きをもたらした.ピサロ,シスレー,スーラ,画法は全くと言って違うが,コローに結びついてしまう.

真珠の女(1868-70)ルーブル
モナ・リザ(1503-19頃)ルーブル
孤独(1866)
モルトフォーテーヌの思い出 1864 ルーブル

シスレー(1839-99)フランス生まれのイギリス人画家.

モレの橋(1893)綾瀬美術館
ブージヴァルのセーヌ川(1876)メトロポリタン美術館

ピサロ(1830-1903)カリブ海のセント・トーマス島(当時デンマーク領)生まれ.

モンマルトル大通り 冬の朝(1897)メトロポリタン美術館
エルミタージュの丘 ポントワース(1867)綾瀬美術館
ジャレの丘1867メトロポリタン美術館

スーラ(1859-1891)明治16-18年頃日本も文明開花して少し落ち着き出した頃でしょうが,まだこれほど落ち着いてもいられなかったでしょう.パリの郊外です.31歳を過ぎたところで他界.

グランド・ジャット島の日曜日の午後(1884-86)シカゴ美術館 
アニエールの水浴(1883-84)ロンドンナショナルギャラリー

アンリ・ルソー(1844-1910)

アンリ・ルソー(1844-1910)なぜ惹きつけられるのかわからない不思議な画家.色彩,形象かな.ハッキリしているから⁈

私自身:肖像画ー景色1890 プラハ国立美術館
戦争(1894)オルセー
「夢」1910 New York 近代美術館

ドガ(1834-1917)期待,緊張,不安,決意,「よし」,「いくわよ」.階段を登り上がった一歩の角度に,こういったものがすべて詰まっている.瞬間を切り取る.

Degas “階段を上る踊り子”(1886-88)オルセー
「踊りの花形」1878頃オルセー

印象派(「ポスト」,「新」含む)の絵画が好きなんだ.でも,この絵(「画家のアトリエ」クールベ(1819-1877))は特別.社会が描かれているからだけど,こどもの雰囲気が出色.右で読書するのはボードレール.

Courbet「L’Atelier du peintre(1854-55)オルセー

紙にはラテン語で「神の愛のために私に施しを」とある.ラテン語は聖職者と学識者だけの言語だった.右手も変形しているかもしれない.言うまでもない,彼の笑顔が救い.現代社会はシステムとして救う⁉︎  救おう.

ホセ・デ・リベーラ「エビ足の少年」(1642)ルーブル

聖ヨセフとキリスト.ヨセフは十字架に穴を開けている.キリストの顔に当たる光と指を透かした光.

ジョルジュ・ラ・トゥール「大工聖ヨセフ」(1642-45)ルーブル

フェルメール(1632-75)オランダ人画家.あれっ,バロックも好きかも.上半身の傾き方と表情,そしてテキスタイル.

「地理学者」(1669)シュテーデル美術館
天文学者1668頃ルーブル美術館
真珠の首飾りの少女1665頃マウリッツハイス美術館
牛乳を注ぐ女(1658-60)アムステルダム国立美術館

ゴッホ(1853-90)

Van Gogh ” Self-Portrait” (1887)オルセー
「種蒔く人」1888 クレラー・ミュラー美術館
ローヌ川の星月夜(1888)オルセー
アルルの寝室(1888)オルセー

セザンヌ(1839-1906)

りんごとオレンジのある静物1895-1900オルセー
サントヴィクトワール山1887コートールドギャラリー
「カード遊びをする人々」1894-95オルセー
Monet ” Le Parlement  trouée de soleil dans le brouillard“(1900-01)オルセー

モネ(1840-1926)

散歩,日傘をさす女性」1875ワシントンナショナルギャラリー
「パラソルをさす女性」1886オルセー
「睡蓮の池」1899

弥富充代(モダンアート協会)

「ナイルの夜明け」2021

2年前よりポートが鮮明,水面を滑走している.しかも,2年前は水中⁈

弥富充代「岸辺」2019

再会のためのバトー.

弥富充代作品