立春です,お元気ですか? 

 オミクロンの勢いは止まりませんが,先行する米英沖縄が収まりつつあります.尾身会長や全国の首長の方には悪いのですが,国民や県民としてはすべき予防をしてやり過ごすだけです.

 ロシアvs西側諸国,本来はウクライナとロシアの問題です.強いて含めるならヨーロッパ.アメリカは出過ぎです.バイデンアドミニストレイションはウクライナやヨーロッパとだけ会談し,後ろに控えていることを示すだけでいい.直接ロシアと交渉するのは「焦り」としか映りません.そもそもロシアはウクライナがNATOに加入するなど具体的な動きを見せない限り侵攻しないでしょう.米露ともに暗黙の了解の上に演じているのかもしれませんが,バイデンアドミンにとっては黄信号から赤信号に移りつつあります.中間選挙で息の根が止まるかもしれません.

 北朝鮮のミサイル実験は国内の経済状態がいよいよ危機的状態なのではないでしょうか.ある一線を越えたら一気に行動を開始する取り決めと準備を同盟国側でしておいて,全く無視するとエスカレートしますので適度に反応だけして,話し合いに応じる意思を示しておけばいいのではないでしょうか?

  一方,ミャンマー,アフガニスタン,アフリカのフランス大使を追放したマリ,軍隊がクーデタを起こしたブルキナファソ,中米の,大統領が暗殺され国民が祖国を捨てているハイチ,ジャーナリストが1月だけで3人殺されたメキシコなどのほうが深刻です.アフリカはヨーロッパが,アジアは日本・豪が,中米はアメリカ・カナダがそれぞれ分担して人権擁護の立場から民衆を助ける必要があると思います.幸い中国はこれから2週間はオミクロン・オリンピックにかかりきりです.他国の主義,統治方法,宗教などの内政干渉や経済制裁をする必要はなく,まず,非武装の民衆の殺害を防ぐこと,そして水,食料といった生存に関わる生理的,根源的な救済を国際社会はすべきです.つまり,民衆の生命を守り難民を救う最低限の救済です.祖国を捨てる,難民が出るということは間違いなく政治が間違っているということです.民衆が責任を負う必要はないと思います. 

 私が間違っているのでしょうが,先進国政府の注力するポイントがずれているように思えます.マスコミもです.パンデミックがこのような世界の問題・弱点を顕在化させた可能性があります.ただ,禍を甘受するだけでなく,多少でも何か学んで,転じて福としなければ進歩はありません. 

 個別のケースから離れ,誤解を恐れて(普通は恐れずにいうものですが(w))マクロ的見地からは,アポトーシスが起き,旧いものや弱いものが去り環境に適したものに取って代わられる,淘汰されるのは自然のひとつの流れです.パンデミックで亡くなるのは寿命とも拡大解釈できる.しかし,権力に逆らう非武装者が武力によって殺されるのはどんなに拡大してもアポトーシスとは呼べないでしょう.

Stay safe, and enjoy walking on your razor’s edge. 
Take care, 

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