砂糖をどれだけ摂るか

砂糖は身体に悪いとか,エネルギー源,頭の働きに必要だとか,要するに,摂りたいだけ摂っていいものではなく,結局自分は1日にどれくらい摂っていいのか,はっきりしないのが問題だ.私ごとで恐縮だが,私の1日摂取量は,自家製きな粉レーズンココアブレッド45g,コーヒー15g,ヨーグルト10g(ここまでは自分で加えている量,計70g)+市販の塩飴(94g)で,合計164gも摂っていたことがわかり,特に夏の間病みつきになり,ほぼ1日1袋近く舐めていた塩飴が94gもあったことにうちのめされ,調べてみた.塩飴以外は市販のお菓子は食べず,自分で使っていた砂糖は,きび糖・黒糖で50g,蜂蜜20g,とはいえ,塩飴だけでアウト.飴がこんなに糖類を含むと知っていたら抑えていたのに.

砂糖には,上白糖,三温糖,きび糖,黒糖,オリゴ糖,フリーシュガー(蜂蜜や果汁,加工段階で使われる甘みなど)いろいろな種類があり,そもそもどう分類するか,が統一されておらず,発表機関,国によりまちまちの感がある.

加えて,権威筋の推奨もさまざまで,望ましいとされる摂取量が統一されていない.WHOは1日25g,厚生労働省は40-50g(2016)もうここで2倍も開いている.そして,各国の消費状況は,国際砂糖機関によると(2019),図表1のようになっている.右の表は1日に換算したもの.日本は44g.(ナショナルジオグラフィックには日本の消費量は69gとあった).トップのマレーシア,ブラジルから中国までひらきが100g以上ある.主な国は80-120gの間に入っていて,世界平均は60gだが,幅がありすぎる.つまり,毒というほど悪くないものなのだろう.しかし,私はどう考えても摂りすぎ,マレーシアより多かった.

図表1

それでは,お菓子はどのくらい糖類を含んでいるものなのか?あんぱん31g,どら焼き31g,大福12g,ショートケーキ25g,プリン20g,チョコレート(70g)28g,コカコーラ(500cc)56g,ポカリスエット(500cc)33g,カルピスウォーター(500cc)66g,缶コーヒー13gなど.これらは商品によっても差があるだろうが,だいたい1個で25g超えてしまう.

では,実際何gにするか?25gは厳しすぎる,70gは多すぎる.となると,厚労省の推奨40-50gが当面の目安としていいのではないか?マレーシア人や今夏の私のように150gぐらい摂ってもすぐに具合が悪くなるわけではなく,それほど神経質になることはないだろうが,ある程度の節制は必要だ.

まず,塩飴は止めた.これだけでも相当良いだろう.これから飴はノンシュガーにする.ノンシュガーとはいえ,無害ではないだろうが,砂糖よりは良いだろう.パンとコーヒーとヨーグルトに砂糖(蜂蜜)を加えるのはとりあえず続けて,今まで,きび糖25g,黒糖25g,蜂蜜20gは,全体を10g減らし,かつ蜂蜜を増やし,それぞれを15g,15g,30gにした.これ以外はノンシュガー飴を少しと果物.それでも,60g超えるからどうなんだろう.およそ世界平均ということでまあいいだろう(なんでいいのかわからないが)(w).しばらく様子見ながら,適宜対応して行こう.

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