住居は住む人の嗜好が現れる。予算や時間,他人の目などを一旦除くと、自分の住空間は自分のこだわりが現れる。ある程度散らかっていても構わない人は散らかすだろうし,いつも整頓して置かないと気が済まない人はその都度定位置に戻すだろう。埃が気になる人はこまめに掃除をするだろうし、インテリアにこだわる人は家具・調度に趣向を凝らすだろう。その人の今の住空間はその人の嗜好、指向ないし許容を示す。繰り返すが、予算・時間・他人の目など制約は考えないものとする。
その上で、来客が多い人は、それ用のスペースを作り、家具を用意するだろう。同居人がいれば,同居人の要望も入れることになる。さまざまな条件により修正はされるだろうが、詰まるところ、今住んでいるところが自分の嗜好なのだと思う。嘆息。