「時間があっという間に過ぎる。」「時間が経つのが遅い。」両方の経験をしたことが誰にもあるだろうが、これはどういうことか。
 たとえば30分が1時間に感じられる,というのは実際は30分だが1時間分の長さに相当するということならば、1時間のほうの時間は実際の時間(30分)より2倍早く進んだということになる。逆に1時間が30分に感じられたら、30分のほうの時間は2倍遅く進んだということになる。あっという間に時間が過ぎたら、それは時間がとてつもなく遅く進んだということであり、時間が経つのが遅く感じられる場合はその時間は早く過ぎているということになる。遅く感じられる時間が早く進み、早く感じられる時間は遅く進むというのは分かりづらい。
 20歳までの時間は20歳から死ぬまでの時間に等しい,とのジャネの法則は若いうちは時間がとても早く過ぎ,年をとると時間が遅く過ぎるということである。逆じゃね。(^o^)
 
 ジャネの法則はともかく、物理的に時間を定義する一方で、その時間を経験的に過ごす自由が、おのおのには与えられているのである。

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