マジョルカ島 ジョアン・ミロ(国立西洋美術館蔵)
好きなことを仕事にできれば最高の幸せと言われるが、好きなことは頼まれなくても勝手にやっている。それが、生活の糧にならなくてもやる。損得抜きでやる。好きなことがいくつかあっても、最終的に集約されていく。だから何が好きかは自分がやっていることを振り返れば嫌でもわかる。振り返らなくてもわかるだろうが。(^o^) 自分が好きなことで自分が満足する生活ができなければ、それは自分の技量がプロのレベルにないか、仕事として成り立たないことなのだから,何らかの方法で収入を得る手段を講じるだけだ。そのために好きなことをやる時間が減じてもそれはしょうがない。できるだけ減らさないで済むに越したことはないが。とにかく、好きなことは放っておいてもやる。そのためにそれなりの収入を得ること(仕事)をしなければならない。
問題なのは好きなことが何もないこと(そんなことはあまりないだろうが)、と収入を得る手段があまりに嫌いな場合、さらに仕事にあまりに時間を取られすぎてしまい好きなことをする時間が短かすぎる場合だ。この好きなことと仕事の折り合いをつけることが人生の最重要ポイントのひとつといっても過言ではないと思う。
つまり、仕事が初めにあるのではなく、「好きなこと」が初めにあるのだよ。