毎日映画を見ているが,久しぶりにコメントする映画に出会った.「ラブ・アフェアズ」(”Les choses qu’on dit, les choses qu’on fait 英語直訳:the things what we say, the things what we do”,英題 :” Love Affairs”).

この映画の評価はひとそれぞれだろうが,デリダに模倣理論を語らせたり,愛と恋と行為の違いを考えたり,セリフがメインだったり,私のイメージに最も適するフランス映画だと思った.韓国やハリウッド映画にはそれぞれの良さがもちろんあるが,これは出せない.アマゾンオリジナルには到底できない.日本映画では儒学的に,倫理的にできない.フランスでなら,こういうことが,少なくともフィクションとして,承認されるが,日本ではまず無理.だから,フランス映画はやめられない.

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