25名有罪,うち7名死刑.
太平洋戦争後,連合国の軍事裁判は東京以外世界49ヶ所で行われ,捕虜の虐待・虐殺などにより984名死刑となっている.うち台湾人173名,朝鮮人148名含まれ,彼らの多くは,日本に徴用され,命じられ,罪を問われ,死刑となった.
憲法第9条改正,防衛費増額の前に,まず,戦争・防衛について国の考え(国会審議)をまとめ,さらにそれを国民と共有する必要がある.少なくとも国民は戦争・防衛について現実的に考えているとは思えない.なお,「考える気のない人,考えが違う人はいるべし」(当然の助動詞「べし」)であることは言うまでもない.
そこで必要なのが満州事変からの太平洋戦争を省み,国家として具体的な共通の歴史認識(誰にどこで何をし,それに対してどう考えるのか)をもち,それを国民と共有すること.そのうえで,憲法第9条改正や防衛費,ひいては近隣諸国との外交,賠償問題,領土問題を考え,交渉しなくてはならない.国民は国家が示す歴史認識を踏まえたうえで,憲法改正や防衛費増額を承認するか考える.近隣諸国に対して単純な感情論で嫌ったり憎むだけでは成長,前進はないだろう.
なんちゃって.