厳密にサイコパスや犯罪を論じられないが,ニュートンプレス刊「心理学大図鑑」がわかりやすくまとめていたので.
サイコパスの傾向
- 良心が欠如
- 一見魅力的
- 人を操るのがうまい
- 暴力的
- ルールは自分の決めたものだけ
- 罪悪感を感じない
- 反社会的
- 虚言癖がある
- 残虐,冷血,非道
- 刺激を求める
- 衝動的
- 無責任
- 寄生的ライフスタイル
- 幼少時から問題非行
サイコパスの人の割合は多く,1-3%,これはかなり広めでもちろん全ての人が犯罪者ではなく,普通に日常生活を送っている.学校や勤務先にもいるということ.
興味が湧いたのが,サイコパスが悪い面に出るともちろん犯罪者だが,良面に出ることもあること.政治家,企業のトップ,科学者,スポーツや芸能人,アーティストなどで超がつく世界的な存在の中にはサイコパス系もいる.プーチン,習近平,スティーブ・ジョブズ,イーロン・マスク,ジョン・レノン,ニーチェ,アインシュタイン,ゴッホ,長嶋茂雄,イチロー,美空ひばり,岡本太郎,柳井正や孫正義などもそうかもしれない.才能に加えて,自負・自信,野望・野心が誇大妄想的でないとあそこまでにはなれそうもない.また,闘争心,負けず嫌いなども半端ではないだろう.普通の人だったら注目を浴びる中やプレッシャーの下で実力以上の好パフォーマンスを演じられないだろう.ヒトラー,スターリン,カダフィ,フセイン,プーチンなど独裁者や権力者はさらにサイコパスが顕著といえるかもしれない.彼らに比べればトランプなどはライト.超人系にはサイコパス系が重なる.重ならない人ももちろんいる.マザー・テレサ,マンデラ,稲盛和夫などは違うだろう.要するにこの本を読んだときに一番最初に思い浮かんだのはプーチン,プーチンは2022年の最大のサイコパス系成功者⁈かな,と思った.
ただし,パーソナリティはとても断じられるものではない.専門家でさえも.サイコパスかどうかなどシロウトにとても手に負えるものではないが,サイコパスやパーソナリティに限らず,完全に説明や解説や断定できるものなどない.だから,それを踏まえた上で,シロウトが意見することも可能になる.