独り，独居，人里離れた，などの意．「独り＝寂しい」は，断るまでもないが，これがそうでない人もいる．独りでいてもあまり気にならない人，いつも寂しいとは限らない人，多くはないだろうが，そういう人もいる．いつも寂しくない，全く寂しくない，ということではもちろんない．寂しい時もある．しかし，独りを楽しむこともある．一般的に通用することが通用しないマイノリティもいるということ．ある点ではマジョリティでも，ある点ではマイノリティな人．全てにおいてマジョリティ，全てにおいてマイノリティという人はいないのではないか．みんな（ほとんどの）何かにおいてマジョリティ，（数少ない）何かについてマイノリティという個人が集まって社会は成り立っている．

”Solitude”に戻ると，独りでいることがあまり苦にならない人がいる．その人は誰かと一緒に生活しようとしないかもしれない．一緒に生活をしていても何らかの要因で独居となった場合，敢えて環境を変えようとは思わないかもしれない．状況が許せば，積極的に環境を変えて独居しようとするかもしれない．他人や社会に迷惑をかけない限り，マイノリティもマジョリティも関係ない．