埼玉COVID-19 21/08/22

よく使用される統計的誤差は10%,5%,1%の3段階. ケースによって使い分けられるが,それぞれ,10回に1回,20回に1回,100回に1回起こることは誤差と認める(起こりえるとする).1%未満,すなわち0.01未満で起こることは,とりあえず,無視する.実際,日常的にはそれで良いと思う.最も使われる誤差確率は5%,20回に1回起こることまでは誤差として認める.確率1/2のことが7回中6回起こるのは誤差(確率0.0547)として認めるが,8回中7回起きたら(確率0.0313)それは誤差ではない(起こり得ないことが起きた) .

下表は,2021年8/22の埼玉のCOVID-19関連数値.改善の兆しが全く見えないが,1日感染者数/県人口:0.00023,現患者数/県人口:0.0039,累計死者数/県人口:0.00012,累計感染者/県人口:0.012,死者数/累計感染者数:0.0098.

累計感染者数/人口は1%を超えるが,それ以外は,現患者数の割合も0.39%である.健康・命に関わることなので数値に関してはコメントしないが,いま重要なことは,感染者,自宅療養者が増え続け,衰えを見せないことから,とにかく感染しないあらゆる努力を払う必要があるということだと思う.すなわちワクチン接種,不要不急の外出を減らす,マスク,三密を避ける,手洗い,うがいをおこなう.この中では「不要不急の外出を減らす」ことが一番曖昧な基準になっていると思われる.歓送迎会はしないだろうが,仕事があるから外出しなければならない人は多いだろう.急がない買い物はしなくても日常的食品や消耗品の買い物は必要である.しかし,感染を避けることを第一義に,必要なことも可能な限り制限したほうがよい.感染してしまうととても厄介,感染しない不自由のほうを選好すべきだろう.

人によって,状況も考えも違うだろうが,感染しないための可能な限りの努力をすることだ.もう,オリンピックもパラリンピック開催も,他人の動向も関係ない.自分や家族が感染しないことが重要だ.

出所:埼玉県庁

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