今は認められているのは,アメリカ,イギリス,中国,ロシアのワクチン.その接種開始後の効果について正式な報道はなされていない.認可されたという報道,接種進捗状況だけ.中国,ロシア産については西側諸国では認可されていない.ワクチンの効果はどうなのか?
正式な分析はまだ出せないから出さないのだろうが,一般の素人だからこそできる無責任分析.

最初の図(図表は全て札幌医科大学)がタイトルのとおり,次の2図が感染者数の推移,とその拡大図.
1週間の増加率(国は私が独断で選んだ)はインド,トルコ,ドイツ,ブラジルそして日本が悪い.人数はブラジル,フランス,トルコ,ドイツが多い.
図表2,3はワクチン接種国と日本の比較で,ワクチン後進国日本が上の先進4カ国より良いが,中国はずーっと良い.問題は直線の傾き,わかりにくいが,イギリス,イスラエル,アメリカ,ロシアの傾きは日本より小さくなっている.増加率が低いことを意味する.ワクチン効果があるということ.ただあまりまだ顕著ではない.接種が始まって3ヶ月,効果は十分なのか,そうではないのかはわからない.また,米英露の3カ国のワクチン効果の差もグラフを見る限りはあまりないといえそうだ.
一方,中国は1年前から極めて低い.ワクチンはいつ完成したか知らないが,100万人あたりの感染者数は極めて低い状態が,比較にならないほど早くから続いている.トランプじゃなくても,中国がワクチン開発も同時に進めて,COVID-19を感染させたのではないか,と勘ぐりたくなる図.それは”absurd”バカげた考えだが.
日本はワクチン接種前から上記の国より感染者数は低く,現在も低い.三つの波が明らかに描かれている.自粛すれば急増は防げるということを意味するだろう.イスラエルも日本ほどきれい?ではないが,第4波まで見られる.アメリカとロシアはあってもとても小さな波で,あまり自粛してこなかった?イギリスは大きい2波と小さい1波.

結論
ワクチン効果は認められるが,素人考えでは期待したほど大きくない.ワクチン効果と外出規制緩和が相殺しているからだろうが,外出したらワクチン効果がほぼなくなるのでは効果不十分といえるのではないか.米英露3カ国のワクチンの効果の差もあまりないようだ.一方中国だけ単独の動きを示している.ワクチンの効果は,他国のに比べてある⁈でも,だったら,なぜみんな使わない?日本の感染者数は桁違いに少ない.ワクチンよりも日本の自粛効果はある?これにワクチンが加わったら,v(^o^)日本の国民性(従順)がいいほうに作用した例⁈いずれにしても,まだ安心するのは時期尚早.今のところ,自粛+ワクチンが最善の方法のようだから.

図表1:出典:札幌医科大学以下同
図表2:人口100万人あたりの感染者数
図表3:上の拡大図

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